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子どもを育てることだけは、やり直しがきかない
子どもは未来を幸せにする種
女性が社会で活躍するようになると、ご自身の出世も大事な関心事で、昭和の教育熱心な母親のように、子どもの成績が母の価値、といったいくぶん行き過ぎた必死さで、育てる人は減ってきているのかもしれません。
しかし、特に幼児期についてのしつけについては、情熱をかけて丁寧にしても、悔いはないはずです。その人の一生の品格、付き合う世界を決めてしまうほどの大きな影響があると考えてよいでしょう。
人に預かりを頼むのも疲れる幼児期
幼児期はなにしろ送り迎えだなんだと手がかかり、母親は疲れます。イライラすることで夫婦仲が悪くなることもあるかもしれません。いつくしみある笑顔が子どもの情緒を安定させる時期なので、母親がどう自分の感情をコントロールできるかが、家族の幸せと連動するとも言えます。
体調的にも無理をしすぎず、特に夫に目くじらをたてず、のんきにのんきに。幼児を抱える時期は、待つことを学ぶ修練のときと開き直って、少々のことは笑いとばしていきましょう。
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