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なぜ『妻業』が注目されるのか?
結婚しても 女性が働き続けると同時に、家事や育児に 男性も関わることが当然とされる現代。
疲れて帰っても 昔の主婦業を男性もせねばならず、早く帰宅しなければ、妻から烈火のごとく叱られます。
男性は職場のストレスを外で晴らすこともままなりません。外でも中でも管理され続けることになります。退社後も、家で第二のお仕事が、待っているからです。
男性は、外で内でいつも戦場状態。
ちょっと一人気ままが好きな方だと、「もう結婚にはデメリットしかない! 独身のほうが気ままでいい」と敢えて生涯独身を貫く・・・そんな男性が 急増中です。
増える「結婚しない男性」像は?
ひとりでも、料理が好きで困らない
きれい好きで 彼女よりきちんと掃除してしまう
いざとなれば、コンビニで済む
リアル女子との恋愛で気を使うより
うるさく言わない、2次元グラビア女子で十分!
結婚しても、お金の使い方、帰宅時間など、縛りが増えるだけ!
家事育児を任せて 思う存分外で働けない
趣味もままならなくなる
安心して家を任せることができない
しかも、晩婚であまりたくさん子供を産むことを望まない
それならもう
・・妻は必要ない!
自由のほうがいい・・
「女性活躍」の弊害! 男性5人にひとりが結婚しない
このような男性側の気持ちの推移が、男性の生涯未婚率 20.14%という驚異の数字に表れています。(国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集(2014年)」より)
ちなみに女性は、10.61%で、圧倒的に男性が、今、結婚離れしているのです。
この数字は2005年のそれより、なんと4ポイントも上がっています。男性にとって、今の「妻」はもう、要らない時代が始まっているのです。
これは、仕事の邪魔にすらなりうる「役に立たない妻」なら、もういらないという宣戦布告であり、中途半端な妻能力の女性への三下り半にほかなりません。
それが止まらない少子化の原因であり、ひいてはこれからの日本の社会福祉制度の劣化と国の衰退を予言する、おそろしい数値です。そのことに、今、気づく必要があるのは、結婚してもらえなくなった私たち女性自身なのです。
「結婚もできない男性が増えて、情けないわ」そんな高飛車な読み方を間違ってすると、本当に高齢化したときの女性の生活は、今後ますます苦しくなっていきます。
高齢女性の1/2が、現時点ですら貧困であると言われ、女性の長生きと併行してその割合は増す一方であるわけですから。
今こそ、女性の活躍の本当の意味を理解し、目の前の労働力不足を解決する女性の社会進出と自分と社会の両方に貢献する女性の家庭での活躍に注目すべき時がやってきたのです!
理解し成功をサポートしてくれる『賢い妻』が、今いてくれたら・・
男性にとっても女性にとっても、専業主婦の存在は古き良き時代の過去の産物となりました。
婚活では、IT企業、外資金融サラリーマン、弁護士など、今までハイスペックと呼ばれた層の男性までもが、今では妻となる女性に、高収入、安定性ある職業を求めて、女医、弁護士などを選びます。
男性の外での大変さを理解し、心身共にいい状態に自分をマネジメントしてくれ、子供をきちんと賢く教育し、家の金融資産をうまく運用する能力を持ち、親戚ほか対外交渉にたけて、自分の価値をあげてくれて、さらに仕事を手伝ってくれる!
そんなスーパー秘書のような、扶養の意義のある女性だけが愛され、いい人生を送れるように女性の格差が広がりだしています。
時代は、女性が社会での活躍だけでなく、家庭でこそ高いスキルを発揮し活躍することを、本格的に求めだしているのです。
心情的理解支援をなしに、家事のシェアやイクメンを、上から要求してくる妻は、ハイスペック男性から見捨てられていっています。
これからは、普通の妻でなく、プロ意識を持った本物の「妻業」のできる女性のみが、選ばれ愛される時代なのです。
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