今回、私たち経営者妻スクールは、コロナ明けの初研修ツアーとして、鳥取境港の老舗酒蔵「千代むすび酒造」さんを訪問させていただくことになりました。今回は、ご案内後すぐに、関東各県はじめ、関西、中国地方からもご参加お申込みいただきました。みんなで楽しみに「経営」や「家庭内の後継者教育」について学んでまいります。
境港といえば、日本有数の漁獲量を誇り、日本海側の重要な港湾として栄えた街です。中でも、冬の味覚かにの漁獲量は日本一。実際にシーズンに訪問したFBAAの知人は、「かにが超おいしい」「11月にかに解禁!」とカニを連呼、感動のおいしさだったとのことです。またシーズンにも行ってみたいです。
画像出典:蔵元特約店KISSYOオンラインショップ
銘酒「千代むすび」の常務取締役岡空聡さんとは、私がフェローとして所属するFBAA日本ファミリービジネスアドバイザー協会でご縁を頂き、お婿さんが継ぐ経営について、以前にもインタビューにご協力いただきました。
千代むすびの岡空さんのところはお嬢さまだけのおうちで、そこにお二人のイケメン実力派お婿さんが入られ、日本酒の魅力をどんどん世界へも広げておられます。
「うちにもこんなお婿さんが来てくれたら・・」と全国の経営者妻からため息が聞こえてきそうな、老舗です。
今年2月に都内でお酒を販売されていらしたとき、直接、聡さんにお願いをさせていただきに上がり、今回の夢の訪問実現となりました。
ご縁をつないでくださいました皆様と岡空ファミリーご一家様に心より御礼申し上げます。
時代は変わっても、世の中にはお婿さんに来てほしいファミリービジネスのおうちは、ごまんとあります。
良家のご縁の会を主宰する私のところにも、全国からお婿さんを探してほしいとの依頼はHP上からもよく頂きます。それでも、どうやったらいいお婿さんに来てもらえるか、来てもらったあと、どんな心配りで、老舗の伝統になじんでもらうのか、これは書物でもWeb上でも、なかなか本当の話は聞けないものです。
今回は、経営者妻ゆえ興味深い岡空家のストーリーを、お酒の魅力と一緒に探求してまいります。
1865年創業「岡正宗」から「千代むすび」へ
蔵の創業は1865年。当初は「大和魂」「岡正宗」という銘柄で販売しておられましたが、三代目の岡空林太郎が現在の「千代むすび」に改名されました。
4代目の岡空昇氏が終戦末期の1945年に帰国。その年に徴用船・玉栄丸爆発事故により、蔵の煙突と貯水タンクを残して全壊。 その後、再建の為に堅実な実業を努め、1994年に現社長の5代目岡空晴夫さんにバトンタッチ。
画像出典:蔵元特約店KISSYOオンラインショップ
おいしいお酒にはおいしい酒米と決まっていますが、使用する酒米のほとんどを鳥取県の農家さんとの契約栽培米を使用されるとのこと。それにかけ合わせ、なめらかでキメの細かいやや軟水の仕込み水を求め、人里離れた島根県雲南市大東町へ湧き水を片道1時間を掛けて汲みに行かれているそうです。
だからなのですね。ひと手間ふた手間をおいしいお酒への愛情と情熱が、一口いただくと、身に染みてわかります。お水が本当になめらかで感動しました。
お嬢さんだけのおうちに6代目お婿さんおふたり お父様と力を合わせ
代表取締役であられる岡空春夫さんと奥様京子さんも実に素敵なご夫妻でいらっしゃいますが、現在、お嬢様のお婿さんたちが、お父様と力を合わせ、「千代むすび」を全国はもとより海外へ、飛ぶ鳥を落とす勢いで広めておられます。
このような熱意と愛情のある方たちが結婚によって家族となり力を合わせ、地域から世界へ家業を発展させるお姿を、老舗に関心を持つ者のひとりとして、これぞ日本の長寿企業の真髄だと感動します。
ツアー当日は、奥様、お嬢様ともお話させていただけるとのこと、しっかり「事業を栄えさせる妻の力」に触れて学ばせて頂きたいと思っております。
6/5~6/6 島根出雲大社 経営者妻スクール研修ツアー スケジュール
2日間の行程は次の通りです。
経営者を支える妻が、どんな風に家庭を向上していけるのか、ファミリーの絆と妻の役割をキーワードに探求してまいります。
6/5(水)
午前9:10
チェックイン、検査を済ませ、20分前までに米子行き搭乗口集合(米子行きは、空港の一番奥からの搭乗になり、検査後、かなり歩きます。時間には余裕をもってお越しください。)
羽田空港→米子空港へ
(米子空港10:30到着)
日本レンタカーでレンタカーを借り5人乗車
千代むすびへ移動(15分)
▼11:00から11:15くらい〜12:30
境港の酒蔵(千代むすび)で
お酒、経営のお話を伺う。
千代むすびさんでランチ
★余裕があれはゲゲゲの鬼太郎ロードもさっと見る(15分)
▼境港を出発12:45
足立美術館へ移動(40分)
▼13:30〜14:45
足立美術館見学
(1時間15分程度見学)
画像出典:足立美術館HP
▼14:50
足立美術館を出発、八重垣神社へ(40分)
▼15:30 八重垣神社到着、境内散策(1時間弱)
写真はご縁結びの八重垣神社、鏡の池のほとりに立つ、天鏡神社です。たいへん清らかな雰囲気の神社で
婚活の女性も多く訪れます。
▼16:30 八重垣神社を出発、松江駅へ移動(20分)
▼17:00から17:30 松江駅前でレンタカーを返却
▼17:39松江駅→17:55(山陰本線 各駅 出雲氏行き)玉造温泉駅で移動
▼17:55 白石家無料シャトルバスで(5分)玉造温泉白石家へ
(お部屋はおふたりずつ、3つお取りしました)
千代むすび酒造 〒684-0004 鳥取県境港市大正町131
TEL:0859-42-3191 / FAX:0859-42-3515 担当:岡空聡さん
出雲 玉造温泉白石家 〒699-0201 島根県松江市玉湯町玉造44-2
TEL.0852-62-0521 FAX.0852-62-0536
画像出典:白石家HP
6/6(木)
▼8:30玉造温泉、白石家でピックアップ
(朝早めですが、皆様よろしくお仕度お願いします)
▼9:30出雲大社へ(1時間半程度滞在)
出雲大社、ごえん横丁など散策(5分移動)
画像出典:出雲大社HP 瑞穂舞の奉納
ごえん横丁付近
で観光タクシーに乗る
▼出雲そば荒木屋へ移動(5分)
(当日、観光タクシー運転手に
相談し柔軟に対応可能)
▼12:30稲佐の浜へ(30分散策)
画像出典:しまね観光ナビ
▼13:00日御碕灯台へ(40分滞在)
画像出典:出雲観光ガイド
▼13:40出雲空港へ移動(50分)
▼15:30出雲空港到着
▼16:20JALにて出発→
17:40羽田空港着